これは、セルのデータを図形の中に表示させるというものです。
例えば、合計を図形の中に表示させれば、 シート内のどこにその図形を移動させても合計が見れるというものです。 もちろん合計の数字が変われば、図形内のデータも変わります
セルのデータを図形内に表示させる
まず、データを表示させたい図形を選びます。
次に数式入力欄に今回はセルA1のデータを表示させたいので 「=A1」と入力させ、Enterを押します。
これでOKです、セルA1の数字を変えて連動しているか確認してみてください 図形内の文字は色や大きさの変更が可能です、もちろん図形も同じです。
別のシートにあるデータを表示させることもできます。その場合は、今回の例で説明しますと合計の表示された図形を「Sheet2」で表示させたいが、そのデータがSheet1にある場合、セルA1の頭の部分に「Sheet1!」をつければできます。
つまり、Sheet2上の図形を選択し、数式入力欄に「=Sheet1!A1」 と打ち込めばいいわけです。
Sheet1がシート名です、違う名前の場合はその名前を打ち込み最後に必ず、
「!」の記号を入れるのを忘れないようにしてください、この「!」は、 「○○シートのセルA1」の「の」に当たる部分です
もう一つの方法 カメラ機能を使う
エクセルには、カメラ機能と言うものがあります。
これは、セルをカメラのように写し撮り別の場所に表示させるというものです。 セルのデータと連動していますので、セルの内容を変えれば、 貼り付けた方のデータも変更されます。方法は、
@ 連動させたいセルを選択
A カメラマークをクリック(これで撮影完了)
B 任意の場所に貼り付け
下の図で説明しますと、セルJ1を選択し、カメラマークをクリックして撮影、 適当な位置に貼り付けし、サイズと文字を拡大、枠内を黄色に塗りつぶしたもので、
別のシートに貼り付けも可能です、セルJ1のデータを変更させれば、 貼り付けた方も変更されるのを確認してみてください。。
元セルの枠線も撮影されますので、 不用な場合は元のセルの枠線を消去してから行ってください。
枠線の消去方法は
ツールメニューからツール、オプションと選択していき、 枠線ののチェックを外します
カメラ機能がツールバーにない場合は、下記の方法で表示できます
ツールバーから、ユーザー設定の画面を出し、ツール内をさがしてカメラマークを左クリックしたまま、ツールバー内の任意の位置までもっていきクリックを離せば、カメラ機能を追加できます。
※ カメラ機能と同じような機能として、リンク貼り付けというものがあります。 これは、セルをコピーし、Shiftを押したまま、ツールメニューの編集をクリックして、図のリンク貼り付けを選択します。
エクセル2007では
オフィスボタンをクリックして下にあるExcelのオプションを選択します。
詳細設定から、枠線を表示するのチェックを外します
同じく、Excelのオプションのユーザー設定から、クイックアクセスツールバーのカスタマイズが可能です。
よく使うメニューは、クイックバーに登録しておくと、使い勝手がいいですよ。